STANDARDS OF PRACTICE
施術基準

注:施術基準は、ストラクチュラル・インテグレーション(S.I.)の実践において適切な技術とは何かを裏付ける原則の声明です。 何がS.I.であり、何がS.I.ではないか。ギルド・フォー・ストラクチュラル・インテグレーション(以下ギルド)の倫理規定は、プラクティショナーとクライアント、プラクティショナー同士、そしてプラクティショナーと公衆との関係の本質を定めています。 これらの文書はいくつかの点で重複しています。 したがってギルドの施術基準を読む際は、倫理規定を参照することをお勧めします。

 

PREAMBLE/ 前文

ロルフ式S.I.は、テクニックによってというより意図によって明確に定義されたプラクティショナーとクライアントの間のある共同体験です。S.I.は、人体は完全な存在へ変容する可能性を持っているという概念の探求に専念しています。

S.I.は、構造の変化によって生体が持つエネルギー場に付加的に変化が生じることを観察しています。

S.I.は、健康が身体のエネルギー場と地球のエネルギー場の間のより秩序だった関係として現れる、ということを前提としています。

S.I.は、身体の構造が地球の重力場によって支えられ、補強されることを教えます。より良い機能への変化は、個人と重力の間に改善された動的な関係を確立することによって引き起こされます。

S.I.の秩序のコンセプトは、あるべき垂直線の周りに現われる動的に対称なバランスとして見てとれます。

未解決の出来事によって作られた保持しているパターンを解放することにより、S.I.は身体により統合された形態を創ることができると考えます。

S.I.は、圧力と方向をコントロールしながら手や肘を使い、筋膜ネットワークを解放したり再構造化するという教育を主に行います。

施術は、10回のセッションからなる基本のシリーズから開始されます。この始まりをきっかけに、より高いレベルの機能に向う自発的で継続的に変化できる、ある新しいレベルの統合を導きます。

バランスに向かう進歩は、10セッションを超え、S.I.のさらなるセッションを通じて、継続したりまたは加速する可能性があります。

S.I.のプラクティショナーは、S.I.の構造的およびエネルギー的概念を自ら具現化していくことがスキルの基盤を提供するものと認識します。

 

Ⅰ.S.I.はプラクティショナーとクライアントとの間の共同作業です。

 

A.プラクティショナーは、S.I.の総合的なゴールや意図に一致する方法で、クライアントにS.I.を説明します。

B.プラクティショナーは、プロセスのパラメーターを認識し、クライアントの成長の程度を観察する責任があります。

C.プラクティショナーは、クライアントが各セッションで受け取ることができる入力の量に敏感であり、それに応じてセッションの期間と強度を調整します。

D.プラクティショナーは、S.I.とみなされない他の特別な技能や技術を使用するとき、クライアントに明確に伝えます。

E.他の医療専門家と並行して治療をしているクライアントは、S.I.のプラクティショナーと施術をしていることを彼らに伝えてください。

F.プラクティショナーとクライアント間の合意の一部として、10セッションからなるシリーズの費用は事前に決められます。S.I.では、時間単位ではなくセッション単位で費用が決まります。

Ⅱ. S.I.は、主に圧力と方向をコントロールしながら手や肘を使い、筋膜ネットワークを解放したり再構造化するという教育を通して成されます。

 

A.プラクティショナーは、変化を起こすことが経験的に実証されているコンタクトを使うことで、クライアントにもプロセスに関心を持ってもらいます。

B.口頭や手技のコミュニケーションを用いて、プラクティショナーは身体がより良い秩序と効率で反応するように筋膜システムに働きかけます。

C.S.I.プラクティショナーが手技に、化学的または機械的な補助を使用することは標準的な施術ではありません。

D.SIの標準的な施術の一部として、肛門と膣に立ち入ることは決してありません。

Ⅲ.S.I.は、10回のセッションの基本のシリーズで開始されます。

A.一連の10セッションは、統合とバランスという目標に向けたある斬進的な順番を必要とします。

B.標準的な一連の10のセッションの概要に従うことによって、プラクティショナーは顧客、同僚、そして公衆に明快さと継続性を提供します。

C.私たちの仕事を写真記録に残すことは、教育目的および評価の目的で推奨されます。 クライアントは、1回目の前と10回目の後の写真をリクエストすることができます。

Ⅳ. バランスに向かう進歩は、10セッションを超え、S.I.のさらなるセッションを通じて、継続したりまたは加速する可能性があります。

 

A.10回終了後の施術は、10番目のセッションのバランスを再統合することを目的としています。 それは、全てのS.I.のプラクティショナーが行うことができます。

 

B.アドバンス・ワークは、10番目のセッションの状態を新しいレベルの組織化と気づきに進化させるための加速的な方法です。それはアドバンス・ワークの訓練を受けたS.I.プラクティショナーのみが行います。

 

 

Ⅴ. S.I.プラクティショナーは、S.I.の構造的およびエネルギー的概念を自ら具現化していくことがスキルの基盤を提供するものと認識しています。

 

ロルフ博士式S.I.メソッドのプラクティショナーとして、私たちは、自身の身体的および個人的なプロセスへ配慮するとともに、トレーニングクラスやワークショップの中で専門能力を発展させ、技能レベルの継続的な向上やそのための挑戦の重要性を認識しています。