Current Candidates

CODE OF ETHICS
倫理規定
PREAMBLE/ 前文
ロルフ博士の業績のプラクティショナーとして、私たちは個人の尊厳と価値を信じています。 私たちは、身体的および全般的な幸福に働きかけます。 この努力を追求する一方、私たちは私たちのサービスを求めるいかなる人の利益をも守ります。 私たちは照会やコミュニケーションを許される一方、それを行う技量を持つことや、わかり得た結果の報告の中に客観性を持つこと、クライアント・同僚、そして社会の最大の利益を考慮するといった責任を追います。
Ⅰ. 他者の尊厳を尊重します。
私たちはストラクチュラル・インテグレーション(S.I.)のプラクティショナーとして、私たちの職域において、各個人の尊厳を尊重します。 私たちは常に、私たちのケアにゆだねたクライアントに利益があることを優先します。 私たちは来たるクライアントの受け入れを拒否する権利があります 。 しかし一旦受け入れたならば、私たちはクライアントに対し完全な忠誠心、ケア、配慮、そして誠実さを負います。 クライアントと必要なすべてのセッションを完了するよう努めます。 自己を尊重しなければならない、尊厳が求められる、またはその他の正当な理由があった場合に限りサービスを中止します。
Ⅱ. 他種の関係を創造する目的で、S.I.のプロセスを利用することは倫理に反します。
プラクティショナーとして、私たちの役割において一般的道徳的および法、基準を犯すことは、クライアントや同僚を直接葛藤に巻き込み、個人とこの職業の評判を損なう可能性があることを認識し、私たちが働いている地域社会の社会的規範と道徳的期待に対して真摯に敬意を表します。
私たちはサービスを求めるすべて人の利益を保護します。 私たちの価値観と矛盾する目的のために、私たちの職業的地位または関係を使用しません。 私たちの仕事とクライアントとの固有の教育関係の権限を他の組織へ譲渡せず、 性的関係、またはあらゆる種類の意見、偏見、または個人的な嗜好の押し付けは、クライアントに無益であることを認識しています。 クライアントと私たち自身を実害や帰属する障害から守るために、実践において適切な設定を確保するよう気をつけます。
S.I.を通じて、しばしば感情の解放が経験されます。 私たちは、クライアントがこれらの感情を体験する間、専門的かつ倫理的な基準に沿った安全な環境を提供します。 私たちとクライアントがそれが適切と同意した場合、これらの感情について話し合うことをいとわず、またそのコミュニケーションの機密性を守ります。
プロフェッショナル・サービスの料金を設定する際、クライアントが経済的負担に対処できるよう、また類似の仕事に従事している他の専門家が設定している料金を慎重に検討します。 私たちは、私たちのサービスの一部を、経済的利益がほとんど無い、あるいはまったく得られない仕事に寄付することをいといません。
Ⅲ. ストラクチュラル・インテグレーション(S.I.)は、クライアントの構造の中にある本来の可能性を養います。
S.I.の技術は、ある理想的な形を前提とするのではなく、個別のクライアントに画一的なテンプレートを重ねようとはしません。 プラクティショナーとしての私たちの目標は、構造を導いて、クライアントが彼ら自身で身体能力を最大限に使うことができるような情報を提供することです。
高い水準に実践を維持することは、すべてのS.I.プラクティショナーが共有する責任です。 S.I.の原理原則と技術に関する知識の向上に継続的に努め、新しいS.I.の実践を学び、向上させることが私たちの責務であると考えています。
私たちは、クライアントが伝える身体的、感情的および精神的な健康のすべての重要な側面について専門家の助力を得ることを支援します。問題が私たち自身の技術の範囲外にある場合、クライアントを他の有能な専門家に誘導します。 私たちは、S.I.を含めどのような種類の専門的サービスについても、クライアントの紹介に対する手数料、リベート、またはいかなる形の報酬も受け入れません。またクライアントを紹介されたときに、そのような報酬を支払うことはありません。
Ⅳ. プラクティショナーとクライアント、プラクティショナー同志、そしてプラクティショナーと一般の人々とは例えるなら尊重と共感の関係性にあります。
ロルフ博士式S.I.メソッドのプラクティショナーとして、一般の人々が認定資格のない人によるS.I.の施術で落胆することなく、信頼できるプロフェッショナル・サービスを提供できるプラクティショナーを見つけることを支援します。
倫理またはその他の事項に関して施術者に対して苦情があった場合、 すべての当事者に対し、公正さと思いやりの精神を持って迅速にその苦情に対応することを誓約します。 私たちは、懲戒行為が最も適切で、効果的な謹慎の形式とは考えず、むしろ紛争を癒し、プラクティショナーと申立人の間の対立を解決する方法を探求します。 私たちは、競争、不信、または噂の蔓延が、あらゆる人間関係で最も大事な優しさと団結の精神を破壊すると認識しています 。
私たちは先人や同僚の働きから恩恵を得ているのですから、S.I.の実践に内在する義務を受け入れます。 科学的知識を豊かにし、S.I.の境遇や経験を進歩させ、それによって職業への不信を避けるように、私たちの業務を遂行する義務があると考えています。 個々のプラクティショナーの能力を最大限に伸ばす権利を促す一方で、私たちはSI..と呼ばれる探求の道筋に新しい洞察を統合することにより、この展開が起こるものと認識しています。 繰り返されたり解消されない苦情がある場合、GSIのプラクティショナー・リストから削除される可能性があります。
Ⅴ. ストラクチュラル・インテグレーション(S.I.)には、言語コミュニケーションと非言語コミュニケーションの両方が含まれます。プラクティショナーとして、私たちはこの交わされるコミュニケーションへの責任を理解し、受け入れます。
S.I.プラクティショナーとして、私たちの仕事と私たちが持ちうる他の専門的スキルとの境界を認識した上で、クライアントを教育する責任を負います。 私たちの専門的能力の範囲外の問題を癒すよう、要求されてもされなくても、情報やアドバイスを提供することはありません。 他の手法や情報がS.I.の一部であるとほのめかすこともありません。 S.I.の技術を伝えたり、S.I.プラクティショナーのサービスをクライアントや一般の人々に説明したりする場合、公正かつ正確に報告する義務があります。 私たちは、誇張、煽情的、表面的といった類の誤った伝え方を避けるよう努めます。 謙虚さ、科学的留意、および現在の知識の限界を適切に認識しているということを、直接的または間接的に一般の人々に情報を提供する際に、S.I.プラクティショナーは表現しなければなりません。
私たちは、教育、実践、研究の過程で得られた個人に関する情報の守秘義務を第一に考えています。 特定の必須条件が満たされない限り、そのような情報は他者に伝達されません :
(A)内密に受け取った情報は、最も慎重な熟慮の後、個人または社会に対して明確かつ差し迫った脅威がある場合にのみ明かされ、その時は、適切な専門職または公的機関にのみ明かされます。
(B)得られた情報は、その問題に明白な関係性を持つ当事者とのみ議論されます。 書面または口頭での報告、表示されるデータは報告の目的に限定され、プライバシーの過度の侵害を避けるためにあらゆる努力が払われます。
(C)臨床教材は、関係者の身元が適切に伏せられている場合にのみ教室での授業や書面で使用されます。
Ⅵ.S.I.の目標は、依存関係ではなく、自立性を創造することです。
私たちはS.I.プラクティショナーとして、クライアントが彼ら自身の福利に関して最高かつ最終的な権限を持つと考えています。 私たちは常にその理解を深めるよう努めます、すなわち、決してその役割を私たち自身が引き受けることはありません。クライアントに状況を評価する能力がない場合(たとえば、子供の場合)、その関係性を代行しうる保護者に伝えます。
私たちは、クライアントへのサービスを延長する際に、セッション数を過度に、または正当な理由なしに伸ばすことなく、クライアントがそれから利益を得ていないことが合理的に明らかな場合には、健全な判断を行使します。 セッション期間を延長したり短縮したりする場合は、クライアントと相談して問題についての判断を仰ぐため、理由を公正かつ明確に適切な表現で提示します。 構造統合を人間の進化の唯一または究極のものとして表現することはありません。 私たちは、一連のS.I.がすべての病気を解決するとは言いません、そのプロセスによって効率の良い機能的なある状態へ到達すると明言します。
私たちは通常、他のプラクティショナーとの合意、あるいはクライアントとそのプラクティショナーとの関係の終了を除いては、他のプラクティショナーからS.I.を受けている人に施術を提供しません。
効果を生むものは、健全な対人関係を維持する能力に大きく依存していることを認識しています。私たち自身が人格の一時的またはより恒久的に精神の異常をきたしている場合、能力を阻んだり、他人の評価をゆがめたりする可能性があります。
私たちの個人的な問題がサービスの質の低下やクライアントへの損害をもたらす可能性がある場合、S.I.の実践を控えます。
構造統合による変化に抵抗または痛みが伴う場合があることを認識しています。私たちは、クライアントと一緒に、これらがリリースとして経験される雰囲気を作り出す責任を受け入れます。
Ⅶ. 「身体が適切に機能するようになると、重力が貫いて流れます。 すると自然に、身体は自分自身を癒します。」アイダ P. ロルフ博士
S.I.プラクティショナーとして、私たちはセラピストやヒーラーではなく、教育者や教師であると考えています。私たちは言語的や非言語的な、口頭で伝えたり直接的な触覚モードのコミュニケーションを使用します。私たちの目的は、クライアントの身体のエネルギー、感情、構造現象間の複雑な関係へのアクセスを増やすこと、物理的な現実と調和して生きる彼または彼女の本来の能力を呼び起こすこと、そして彼または彼女がすべての進化のために物理的エネルギーを創造的に使用することができる構造を確立することです。